ソーシャルレンディング業界では「みんクレ」「ラッキーバンク」「グリーンインフラレンディング」と嫌なニュースが続いて起こっていますが、ついに天下のSBIソーシャルレンディングに貸し倒れ案件が発生した様子です。
本日メールが届きました。↓↓
拝啓 時下ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。
さて、弊社はお客様から、以下のファンド(以下、「対象ファンド」といいます。)に出資いただいた資金を貸付金として運用してまいりましたが、本日現在、一部の借手から、2018年7月2日を期日とする利息の支払がなされておりません。
対象ファンドでは、毎月8日から翌月7日までを分配金の計算期間とし、計算期間の終了日である7日までに利息の支払があった場合には、同月15日(同日が営業日でない場合にはその翌営業日)にご登録いただいている口座に分配金を送金することとなっていますが、上記のとおり、2018年7月2日を期日とする利息の支払がなされていないことから、同月17日においては、現在、一部の分配をすることができない状態となっております。
なお、お客様の対象ファンドと、今回利息の支払がなされていない貸付金に対応する出資金額は以下のとおりです(括弧内はお客様の対象ファンドに対する当初の出資額です)。
SBISL不動産バイヤーズローンファンド 21号 20,892円 (200,000円)
今回の利息の支払がなされなかったことに伴い、弊社は、現在、貸付債権の一括回収をはかるべく、担保不動産の競売手続等を進めることを検討しております。担保不動産はすべて東京都内に所在しており、弊社が第一順位の抵当権を設定しております。しかしながら、どの程度回収ができるかは担保不動産の価値等によることになりますので、この点、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
本件に関してご不明点等ございましたら、お問い合わせいただきますようお願い申し上げます。
SBISL不動産バイヤーズローンファンド 21号は2018年3月に運用が始まったばかりです。
〇運用期間:2018年3月から12カ月
〇出資額合計:6億7千万円
〇担保:東京都内にある不動産。第一順位の抵当権を設定。しかしながら、どの程度回収ができるかは担保不動産の価値等による。
天下のSBIグループなので、担保の査定はしっかりしていると思います。投資家は担保評価を信用してSBIに投資しています。蓋を開けてみたら不動産評価がメチャ低かったは勘弁してほしい。
今回の貸し倒れはみんクレやラッキーバンクとは違うと思っています。みんクレやラッキーバンクはもはやウソで固めた詐欺です。今回のSBIは事前にわかっていたリスクが表面化したしただけです。
現在私はソーシャルレンディングに1300万円程度投資しています。貸し倒れ等により
〇ラッキーバンク75万
〇グリーンインフラレンディング60万
〇SBIソーシャルレンディング20万
合計155万円が何かしらのトラブルに遭っています。全体の10%以上なので、全損となった場合、トータルでもカバーしきれず損失が出ます。今後のアセットロケーションを検討すべき時が来ているのかもしれません。
現状の作戦では株価が大きく下がるまではソーシャルレンディングで運用し、株価が下がったところで資金を株式へ投入する予定をとっています。現在は株高と思っているので資金はキャッシュで持つか、引き続きソーシャルレンディングに投資するかじっくり考えたいと思います。