自筆の遺言作成がしやすくなった。(2020年4月の改正民法)

お金を増やす
スポンサーリンク

2020年4月に施行した民法の改正に伴い、法務局では7月から遺言書の保管を始めました。

この改正により三井住友信託銀行は自筆遺言書作成の支援サービスを開始すると新聞記事がありました。

この記事では遺言書の自筆遺言とは何かを説明して、法務局が遺言書保管を始めることによって何か変わるかを説明します。

そもそも遺言書とは、死後に財産をどのようにしてほしいか。その要望を誰に実行してほしいか、誰に未成年を子どもを世話してほしいかを書いた法的な書類のことです。

 

テレビのドラマでこんな場面を見たことないですか。遺産で揉める骨肉の争いを・・

親父の遺産は長男の俺がもらうからなっ!

ずるい!介護をしたのは私よ。兄さんは全然会いに来なかったじゃないの!

スポンサーリンク

遺言は2種類ある

1.公正証書:公証人(自分で2人以上を決める)が作成して公証役場で保管
2.自筆証書:自分で自筆で書く

それぞれのメリットデメリットです。

公正証書

公正証書のメリット
・全部書かなくても良い。公証人に内容を伝えて公証人が書く。
・公正役場で保管されるため紛失の恐れがない。
・家庭裁判所の検印が不要。
公正証書のデメリット
・費用がかかる。(下に費用図があります)
・証人が2人以上必要であり、手間もかかる。

2人以上の証人を決めて、一緒に公証人役場に行くスケジュールも決めないと・・。みんなの都合を合わせるのは大変だな。

日本公証人連合会より

費用はそんなに高くないですね。しかし2人以上の証人が必要なのが手間ですね。

自筆証書

自筆証書のメリット
・いつでも気軽に書ける。
・修正も簡単にできる。
自筆証書のデメリット
・パソコンの使用は認められない。
・紛失、発見してもらえない恐れ。
・形式不備により無効になる恐れ。
・悪意の相続人による内容改ざん、隠蔽の恐れ。

遺言書があの人に見つかったら、勝手に内容変更されないか心配だわ~

せっかく手書きで作成する遺言書ですが、せっかく書いたにも関わらず、書かれたとおりに実行されたのは、3%とのこと。たったの3%・・・。原因は見つけられない、書き方が間違えて無効、破棄される。

法務局が遺言書を保管することで何が変わるの?

法務局ホームページ

・自筆証書で必要であった家庭裁判所の検印の手続きが必要であったが不要となった。(検印は遺言書の状態を確認して現状を明確にする手続きのため、内容が有効か無効かの判断するものではない)

・法務局が遺言書の形式上の不備をチェックしてくれる。(形式のチェックのため、内容についての相談やアドバイスはしてもらえない)

・保管するためにお金がかかる。保管費用は3,900円です。ランニングコストはかかりません。原本の閲覧は1,700円です。

紅いもタルト
紅いもタルト

法務局では記入形式は見てもらえるけど、内容のチェックはしてくれないから無効になる可能性があるよ。

まとめ

今回の民法の改正では自筆証書のデメリットであった、紛失、改ざん等をなくすことにより、資産を円滑に相続できるようになります。

三井住友信託銀行の支援サービスは法務局が行わない内容についての相談を専門スタッフが行うサービスです。高齢者になると書こうと思っていたことが抜けてしまったり、専門家の意見を聞きながら進めた方が残された遺族も余計な問題が起きずに助かりますね。

今後は専門家の意見を聞きながら自分で遺言書を作成する人が多くなりそうですね。

ちなみに三井住友銀行と三井住友信託銀行は別資本となっているため、グループ会社ではありません。

お金を増やす
スポンサーリンク
スポンサーリンク
星イモをフォローする
スポンサーリンク
投資&沖縄旅行で幸せに生きる
タイトルとURLをコピーしました